今までずっとデジタルカメラを使っていましたが、ついにフィルムカメラを購入しました。
これまで写ルンですは使ったことがあったのですが、一眼レフのフィルムカメラを買ったのは初めてです。
この前、一本撮り終え現像をしたのですが、ファーストロールは特別感があります。
ピントがあっていないものや構図もまだまだな写真もあるのですが、どれも愛おしくてしょうがないです。
デジタルとは違うやわらかな描写がとても好きで、現像した写真を眺めてはついついうっとりしてしまいます。
CONTAX S2というカメラ
今回、私が購入したのは「CONTAX S2」。
この機種はコンタックスで唯一の機械式カメラで、電池を使うことで露出の調整やフィルムの巻き上げ等をする電子式とは異なり、すべて自分で設定をします。
チタンの重厚感ある見た目、シャッタースピードは最高で1/4000秒、そしてツァイスのレンズが使える魅力的なカメラです。
実は以前から欲しいと思っていたのはコンタックスの別の機種だったのですが、故障した場合パーツが無いため直すのが難しいそうです。
せっかく買うなら長くお付き合いしたいので、故障しにくく万が一のときには修理もできるCONTAX S2を迎えることにしました。
CONTAX S2の作例
フィルムによって雰囲気の違いを楽しめるのがフィルムカメラのおもしろいところ。
同じカメラ、レンズを使っているのにフィルムが違うだけでこんなに変化するのかと驚いています。
今回はこちらのフィルムを使用した写真をご紹介します。
レンズは標準レンズの帝王と呼ばれるCONTAX Carl Zeiss Planar 50mm F1.4を使っています。
FUJIFILM 業務用100
費用面を考えると一番使う頻度が高いのがFUJIFILMの業務用100。
Amazonやカメラのキタムラといったカメラ屋さんで購入ができます。
中身はFUJICOLOR 100と同じですが、パッケージを簡素化することで価格がさらに抑えられています。
ISO感度が100なので晴れた日の昼間など光量が十分なときに使うのがおすすめです。
Kodak UltraMAX400
コダックのUltraMAX400は鮮やかで青みが強くでるのが特徴。
ISO感度が400なので外だけでなく室内や夜も撮りやすくオールマイティに使えます。
Kodak PORTRA400
私が一番好きなのがコダックのPORTRA400です。
「フィルム=ザラッとした写り、鮮明ではない」と思っていたのですが、こんなに綺麗に撮れるのかと現像データを見た時に驚きフィルム写真の印象をガラッと変えてくれました。
コントラストは高め、でもキツくならずとても柔らかな写り。肌色が綺麗なので主にポートーレートにおすすめ。
1本1000円以上するなかなか高価なフィルムのため、ここぞという時に使っています。
そして現像は山本写真機店にお願いしています。
CONTAX S2とはじめるフィルム生活
フィルムカメラは好きなだけシャッターを切れない分、ここぞというタイミングで撮るからでしょうか、その時の気持ちや空気をぎゅっと閉じこめている気分になります。
大切に撮りたい気持ちと早く見たい気持ちが混ざるじれったい感覚もとても新鮮でした。
noteには記念の1本をすべて残しておきたいと思い、修正はいっさいせずにありのままのせています。
もしよかったこちらも覗いてみてくださいね。
追記
フィルムカメラが楽しくて、持ち歩きしやすいコンパクトカメラ「Autoboy2」も購入しました。
片手で持ててカメラが自動で設定をしてくれカメラは日常の記録にぴったりです。