タイにはノービザで滞在可能な30日間ギリギリまでいましたが、毎日ホテルに泊まるのは費用がかかるため、主にホステルを利用していました。
今回は大体1週間ペースでホステルを移動し3つのホステルに滞在したので、泊まってみたレビューを書いておこうと思います。
バンコクへの旅行を考えている人の参考になればうれしいです。
手配の方法
まず宿泊先を手配するときは主にAgodaを使って手配しました。
現地で直接交渉するという方法もありますが、言葉が通じるか、万が一予約できなかったら、という不安があったので必ず事前予約をしていました。
ホステルを選ぶにあたり重視していたポイントはこちらです。
・レビューが8.5以上
・女性専用ドミトリーがある
Movylodge Hostel(サイアム)
サイアム駅のひとつお隣、ラチャティーヴィー駅から徒歩2分ほどにあるのが「Movylodge hostel」です。
フロントがある1階はラウンジ兼カフェになっており24時間自由に使うことができます。飲み物も24時間オーダー可能。
宿泊客が多いときは夕方になると席が埋まっていることもありました。
ドミトリーはフロントエントリータイプ。
室内には大きなロッカーがありキャリーケースの収納が可能です。
建物が大通りに面しているため夜間も車の音やクラクションが少し聞こえます。
メニューは固定ですが朝食もついています。野菜やフルーツが必ず用意されているのでとてもありがたかったです。
シャワーとトイレが男女共用だったことと、内装が白く髪の毛や汚れが目立ってしまうため、水回りの清潔さはちょっと気になりました。
・食事に困らない
商業施設が集まるサイアム駅へ徒歩でも行けるので買い物にも便利だっただけでなく、疲れたら一度戻って休むこともできました。
帰りが遅くなった場合も夜道を長い時間歩く必要がなかったことも安心でした。
また近くの交差点をわたるとレストランが集まるエリアやコンビニがあり食事に困ることはありません。
夕方になると屋台も営業を始めるのでローカルの食事も楽しむことができました。
[住所]505 Alley, Thung Phaya Thai, Khet Ratchathewi, Krung Thep Maha Nakhon 10400 タイ
Oneday Hostel(スクンビット)
Oneday Hostelがあるのはバンコクでも人気のスクンビットエリアです。
最寄駅のBTSプロムポン(Phrom Phong)駅からは大体7分くらいですが、歩道が狭く段差が多いのでキャリーケースなど荷物が多い場合は10分くらいかかると思います。
(段差での荷物の上げ下ろしが大変だったのでタクシーを使ってもいいかもしれません。)
お部屋がある2階は靴を脱いではいります。
まっすぐ伸びた廊下を歩いているとタイにいることを忘れてしまいそうです。
ラウンジにはテーブルだけでなくシアタールームがありソファでごろごろすることもできます。
キッチンがあるエリアは自然光がよく入るので朝は特に気持ちがよかったです。(ネコもうろうろしています)
ドミトリー室内は2段ベッドが3台入っていますが、天井が高いのでそこまで窮屈には感じませんでした。
大きなロッカーは部屋の外、小さなロッカーは室内にあります。
シャワーとトイレは男女で別れており、中もきれいでした。
靴をはくことができないので、室内用のスリッパがあると便利だと思います。
ひとつ気になったのは、Wi-fiのスピードは申し分なかったのですが、接続する度にIDとパスワードを入力しなければならないこと。
ホステル内で仕事をすることも多かったので、何度も接続し直す必要があるのは手間に感じました。
あとこれはもうバンコクの立地のいい場所にあるホステルの宿命なのかもしれませんが、土日は近くのお店でショーがあるようで夜は歌声が部屋に響きます。
・ラウンジが広々使える
特にラウンジは利用者が少ないので静かに過ごすことができて心地よかったです。
ホステルの隣にはカフェも併設されており、こちらもおしゃれで人気のカフェなんだそうです。
電源、Wi-fi完備なのでPCで作業している人がたくさんいました。
最寄駅には大きなショッピングモールのエンポリウムがあり、周辺にはローカルな食堂やマッサージ店も多く、滞在するにはとても便利な場所です。
[ホステル名]Movylodge Hostel[住所]51 Sukhumvit 26 Alley, Khwaeng Khlong Tan, Khet Khlong Toei, Krung Thep Maha Nakhon 10110 タイ
Silom Space Hostel(シーロム)
最後にご紹介するのはシーロムエリアにある「Silom Space Hostel」です。
シーロムエリアは昼間はオフィス街、夜は繁華街と変化し活気あふれるエリアです。
Simlom Space Hostelの最寄駅サラデーン(Sala Daeng)は、駅直結のショッピングモール「シーロムコンプレックス」があり、周辺には屋台街やカフェ、バーなどお店がずらっと並ぶにぎやかな場所です。
サラデーン駅を出てシーロム通りを1分ほどでホステルに到着します。
通りに面していないので少しわかりにくいのですが、バーガーキングとパン屋さんの間の脇道に入って右手にあるビルにはいっています。
ラウンジはテーブルだけでなく横になれるスペースが広く設けられています。
ウォーターサーバーやコーヒーも無料で提供されており24時間利用可能です。
朝食付だったのですが、用意されていたのは食パンと乾麺のみだったのが残念でした。
ドミトリーは2段ベッドが2つ設置されており、1部屋最大4人と通常のドミトリーと比べると少ない人数となっています。
室内には大きなロッカーがあり、キャリーケースがしまえるようになっています。
シャワー・トイレは男女別になっています。
壁がコンクリートなので暗く感じますがきれいでした。シャワーの水圧もここが一番よかったです。
・カフェ、レストランが多い
帰りにちょうどスコールが降ってきたときもすぐにホステルに戻れたりと、駅近の立地に助けられたことが何度もありました。
さらに繁華街ど真ん中にあるのでカフェやレストランがたくさんありますし、シーロムコンプレックスに行けばショッピングも楽しめます。
夜はバーやクラブも営業しているので夜遊びを楽しみたい人にはとてもいい場所だと思います。(その分、夜中まで騒がしいです)
[住所]8 Si Lom, Khwaeng Suriya Wong, Khet Bang Rak, Krung Thep Maha Nakhon 10500 タイ
滞在中に便利なアイテム
室内用スリッパ
いろんなホステルに滞在して驚いたのが、土足禁止のところが多かったことです。
特にトイレやシャワールームに素足で入るのに抵抗があったのでスリッパが役立ちました。
南京錠
どのホステルにもロッカーがあるのですが、そのほとんどは鍵がついておらず自前の鍵が必要になります。
ダイヤル式の南京錠であれば鍵を紛失する心配もないのでとても便利でした。
バンコクには本当にたくさんのホステルがあるため、どこを選べば良いのか迷ってしまいますよね。
私自身も次の滞在先を決めたくても選択肢が多すぎて決めるまでに時間がかかってしまうことがよくありました。
予約サイトだけではわからないことも多いので、このレビューが次に旅する方の役に立てば幸いです。